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[BOOKデータベースより]
日本の社会にカウンセリング、および臨床心理学を根付かせた第一人者である著者が、初期の頃に書いた論説や講演録をまとめた本書は、カウンセリングを「人間性」という視点から柔軟に多面的に捉えたもので、専門家のみならず一般読者にもおもしろく読める。黎明期にすでにカウンセリングの本質的な問題点が的確に指摘されている点も注目に値する。
1 カウンセリング場面と人間性(うそと真実;偏見のカウンセリング;責任感;カウンセリングと「ゆとり」;「考えさせる」こと;馬が合う・虫が好かぬ;個性をとらえる)
2 講演記録から(カウンセリングとコンプレックス;学校カウンセリングの問題点;適応とは何か)
3 理論的考察(日本におけるロジャーズ理論の意義;カウンセラーの態度―現象学的接近法の問題;自殺の象徴的意味について―ユング派の視点から)
付録 箱庭療法の理論と実際(技法と発展の過程;箱庭の見方;一つの事例(学校恐怖症);理論的考察;主題の展開(いろいろな事例))
カウンセリングおよび臨床心理学の第一人者、河合隼雄の初期の論説や講演をまとめた同名書籍の文庫版。
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日本社会にカウンセリングおよび臨床心理学を根付かせた第一人者として知られる著者が、初期の頃に書いた論説や講演をまとめた同名書籍の文庫版。カウンセリングを型にはまったものとしてではなく「人間性」という視点から、柔軟に多面的に捉えた内容で、専門家だけでなく一般読者もおもしろく読める。黎明期にすでにカウンセリングの本質的な問題点が的確に指摘されている点は注目に値する。文庫版巻末解説は、著者の弟子で京都大学大学院教授、桑原知子氏。