「青」の民俗学

地名と葬制

河出書房新社
筒井功　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2015年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309226255

内容情報

[BOOKデータベースより]

民俗学最大の問題、青地名の謎に挑む！古墳の近くに青地名？なぜ幽霊は柳の下に出るのか？「アオ」「オウ」「アワ」、「青」「大」「淡」…。なぜ地先のごく小さい島が「大島」と名づけられたのか。青木、青柳、青山、青野といった地名は、何を物語るのか。仲松弥秀、谷川健一が先鞭をつけながら筆を置いた課題を、徹底したフィールド調査と研究で立証する画期的な書。図版多数。

第１章　南島からの指摘
第２章　青地名と古墳
第３章　青木地名を訪ねて
第４章　「青柳」考
第５章　青島は葬送の島であった
第６章　対岸の古墳
第７章　常世浜は村の先に位置する
第８章　日本水葬小史
第９章　茨城県・青地名の分析
第１０章　墓地と葬送の場は違う
第１１章　古代日本人の他界観

[日販商品データベースより]

「あお・おう・あわ」は古来、死の世界を意味した。なぜ地先のごく小さい島が「大島」と名づけられたのか。青木、青柳、青山、青野といった地名はなにを物語るのか。民俗学最大の問題、青地名の謎に挑む。