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[BOOKデータベースより]
近代インドにおける社会経済的な環境変化のなか、音楽家の自己および他者認識にガラーナーという集団概念はいかなる意味をもつのか。「音楽家の語り・思考・行為を中心とする日常的実践」「日常的実践が行われる社会関係や歴史との接合性」「再帰的近代におけるアイデンティティ構築」という三つの異なるレベルの分析とそれらの関係性を読み解く。
序論 音楽と社会をめぐって
第1部 ガラーナーとは何か(ガラーナーの定義と適用範囲;音楽財産をめぐる社会関係―系譜、婚姻、師弟関係;ガラーナーによって“われわれ”を語ること;ガラーナーの社会史1 ムガル帝国前期―中央宮廷における音楽的権威の形成;ガラーナーの社会史2 ムガル帝国後期―地方宮廷への楽師の分散と定着;ガラーナーの社会史3 英領インド帝国期―芸能カーストの“結晶化”と“ナウチ関連問題”)
第2部 近代におけるインド音楽の社会空間(インド音楽とガラーナーの近代化―植民地近代における古典音楽の再構築;音楽家の生活基盤の変化と適応戦略―新しいパトロンとしてのマスメディア;インド音楽とガラーナーの近代化の帰結―音楽家の社会空間と日常的実践、その定量的・定性的把握)
第3部 サロードのガラーナーをめぐって(サローディヤーの歴史と伝承―系譜関係としてのガラーナー;婚姻関係と師弟関係の相関とその変化―婚姻連帯としてのガラーナー;実践共同体における学習とアイデンティティ―師弟関係としてのガラーナー;アイデンティティとポリティクス―イデオロギーとしてのガラーナー;新しい“ガラーナー”の可能性と音楽伝統における創造性)
結論 近代インドにおいて“音楽すること”