[BOOKデータベースより]
「官」対「民」の歴史的経緯を検証し、国際資源戦争の大渦に呑まれる日本のエネルギー政策の矛盾と課題、先行きの見えないその行方を問う。海図なきエネルギー政策はいま、どこに向かっているのか?
プロローグ 海図なき航海
第1章 国のかたちを決める資源―揺れるエネルギー供給体制
第2章 シェール革命の大渦のなかへ―フクシマ、オバマ、米国産LNG
第3章 「原発稼働ゼロ」のゆくえ―「国民的議論」は何だったのか
第4章 電力支配をめぐる闘争―統制を壊す「電力の鬼」
第5章 脱石油と原子力―「ファウスト的契約」のツケ
第6章 牙をむくグローバリズム―資源獲得と原発輸出のはてに…
海図なきエネルギー政策は今、どこに向かっているのか。「官」対「民」の歴史的経緯を検証し、国際資源戦争の大渦に呑まれる日本のエネルギー政策の矛盾と課題、先行きの見えないその行方を問う。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 鉄道未来年表 5年後・10年後・20年後
-
価格:1,694円(本体1,540円+税)
【2024年09月発売】
- 大人のための青春18きっぷ観光列車の旅
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年06月発売】
- マネジメント技術の国際標準化と実践
-
価格:3,410円(本体3,100円+税)
【2018年11月発売】
- 飲料業界のパイオニア・スピリット
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2009年11月発売】
- 新幹線の科学 改訂版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2019年09月発売】
生活から経済まで国の基盤を支える電力。東日本大震災・福島原発事故によって脆弱な日本の電力態勢の実態がさらけだされた。原油・LNGの国際情勢に翻弄される火力、事故収束も見えず再稼働と膨大な廃棄物の問題に揺れる原発。隙を突いてくる米、露、仏そして超国家メジャーたち。日本の電力はどうなるのか。誰がそれを支えているのか。明治の電力草創期から大戦期、占領期から現在で繰り返された官と民の果てなき支配権争いの歴史的経緯をふまえつつ、電力供給という現代の怪物の実相に迫る。