- 「辺境」の誇り
-
アメリカ先住民と日本人
集英社新書ノンフィクション 0773N
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087207736
[BOOKデータベースより]
開拓者精神を大義とする白人によって土地を追われたアメリカ先住民と、原発事故により故郷と切り離された福島の人びと。原子力産業との「共生」を強いられた、青森県下北半島とアメリカの先住民居留地。そして、欧米の反捕鯨団体による執拗な妨害に耐えてイルカ漁を続ける和歌山県太地町。かつて、そこはアメリカへの移民が多数輩出した町だった…。国家をはじめとする巨大な「権力」や暴力的な「正義」に抵抗し「辺境」に生きる人びとを、アメリカと日本に追った渾身のノンフィクション。
第1章 追われる民(奪われた暮らし;先祖の声 ほか)
第2章 「辺境」の声(「文明」という名の津波;利用される民 ほか)
第3章 境界線の防人(五〇マイルの町;販路開拓 ほか)
第4章 海を守る民(辺境の部族;正義の味方 ほか)
第5章 受け継がれる想い(ブラック・ミン;理想をもとめて ほか)
開拓者精神を大義とする白人によって土地を追われたアメリカ先住民と、日本の「辺境」に生きる人びと。巨大な「権力」や暴力的な「正義」に抵抗し生きる人びとをアメリカと日本に追った、渾身のノンフィクション。
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開拓者精神(フロンティア・スピリッツ)を大義とする白人によって土地を追われたアメリカ先住民と、日本の「辺境」に生きる人びと。
先住民や非合法移民と長く寝食を共にし、「辺境」を渡り歩いた著者が、巨大な「権力」や暴力的な「正義」に抵抗し生きる人々をアメリカと日本に追った、渾身のノンフィクション。