金融危機後の世界経済の課題

中央大学経済研究所研究叢書　６０

中央大学出版部
中条誠一　小森谷徳純　

• 価格: 4,400円（本体4,000円＋税）
• 発行年月: 2015年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784805722541

内容情報

[BOOKデータベースより]

今も、世界経済が抱える課題は多い。それらの分析と解決に挑む。

第１部　総論編（グローバリゼーションと統合ルール；新興国の成長パターンの望ましい変化―貿易依存型から内需主導型へ；経済格差と経済発展）
第２部　実物経済編（アジア経済の現状と成長の可能性；産業の再配置とアジア経済；労働力の国際流動性と経済効率―Ｊ．Ｓｔｉｇｌｉｔｚによる分析をもとにして；移転価格に関する２つのインセンティブとトレードオフ、そして２つの移転価格；グローバル経済下の日本農業再生―鍵を握る農業投資）
第３部　国際金融編（世界金融危機とドル本位制―国際システムの視点から；ユーロ危機と制度改革―ユーロ２．０への発展；ユーロ危機と独仏体制；中国における人民元の国際化戦略）

[日販商品データベースより]

世界金融危機に次いで起こったユーロ危機も、ようやく鎮静化しつつある。しかし、世界経済には解決すべき多くの課題が残されている。本書では、それらの課題を世界経済全般、実物経済面、金融経済面から解明。