[BOOKデータベースより]
一国民俗学の彼方へ。サハリンから南洋へ。太平洋の島弧の文化的な連続性をとらえるために、異なる言語や文化が接触する辺境へまで広がる、「ポスト民俗学」時代のエスノグラフィー。
第1章 琉球・奄美考(アレクサンドル・ソクーロフと奄美群島;ニコライ・ネフスキーと宮古島;天皇裕仁と折口信夫の「若水の話」;ソクーロフいよる島尾ミホ)
第2章 樺太・蝦夷・東北考(サハリン半島の年代記―一二九八年‐一七三〇年;チェーホフのサハリン島―一八九〇年;シュテルンベルクとニヴフ族―一八八九年‐一八九七年;ネフスキーのアイヌ・フォークロア―一九〇六年、一九一九年‐一九二六年;ネフスキーと東北のオシラ様―一九一〇年‐一九二二年;オロッコ/ウィルタ族の悲劇―一九二六年‐一九五五年)
第3章 ボニン=小笠原考―混淆する南洋の入り口(小笠原―ジャック・ロンドンと瀬川清子;小笠原―北原白秋のカナカ人)
第4章 マリアナ・南洋考(マリアナ群島―鈴木経勲の南進論;松岡静雄―ミクロネシアの民族誌;サテワヌ島―土方久功とカナカ族)
一国民俗学の彼方へ…。サハリンから南洋へ。太平洋の島弧の文化的な連続性をとらえるために、異なる言語や文化が接触する辺境へまで広がる、「ポスト民俗学」時代のエスノグラフィー。
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サハリンから南洋へ。太平洋の島弧の文化的な連続性をとらえるために、辺境へ。反侵略の「ポスト民俗学」の実践。