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- 人生、何でもあるものさ
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本音を申せば 8
文春文庫 こ6ー33
- 価格
- 616円(本体560円+税)
- 発行年月
- 2015年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167802905
[BOOKデータベースより]
「今年の正月ほど、神社が混んだことはない」と小林信彦が綴った二か月後、あの大震災と原発事故が起きた。どこまでも不誠実な政治家に憤りを露わにする作家の目は、「咲くものは咲くし、散るものは散る」と満開の桜に吸い寄せられる。非常事態だからこそ愉しみを疎かにしない―コラムの真骨頂がここに。
二〇一一年・正月のおはなし
正月疲れと映画たち
「看護婦の日記」と「パンドラの匣」
映画館の死とウディ・アレン
正月明けの日々
映画難民の嘆き
風邪と“大本営発表”
「その街のこども劇場版」と「バーレスク」
雪との生活
久々の正調西部劇「トゥルー・グリット」〔ほか〕
大震災でも奪えなかったもの
人間には非常事態だからこそ、守るべき愉しみがある。3・11直後の日本で、小林信彦は何を想い、何を憂い、何を見ていたのか――。
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