新単位がわかると物理がわかる

ＳＩ単位系の成り立ちから自然単位系まで
Ｂｅｒｅｔ　ｓｃｉｅｎｃｅ　

ベレ出版
和田純夫　大上雅史　根本和昭　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2014年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784860644192

内容情報

[BOOKデータベースより]

科学や技術の進歩により、単位の決め方も変わってきました。質量の単位も「キログラム原器」という時代遅れとも思える人工物による基準から、現代科学の最前線の知識を使った基準に変わろうとしています。これにはプランク定数という、量子力学で登場する基本定数を使います。本書では、そもそもプランク定数とは何か、そして、キログラムはどのように再定義されていくのか等について、量子力学誕生の経緯も含めて易しく解説していきます。

単位の役割
長さ、時間、質量の単位の歴史
力と質量の単位
圧力の単位
エネルギーと仕事―単位ジュール（Ｊ）の話
単位だけでここまでわかる
視覚や聴覚に関係する単位
温度と熱―単位ケルビン（Ｋ）とジュール（Ｊ）の話
電気関係の単位群
プランク定数と新キログラム
自然単位系
放射線関係の単位

[日販商品データベースより]

単位の中には「量」の性質を決めている法則の内容が凝縮されている。その歴史と仕組みを知ることで、「物理の世界」が見えてくる。単位を通して物理を理解するための１冊。光と音に関する章などを追加した新版。