骨を斬らせて肉を斬る

花田清輝批評集

忘羊社 地方・小出版流通センター
花田清輝　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2014年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784907902056

内容情報

[BOOKデータベースより]

戦後思想の転換期に、埴谷雄高、吉本隆明らと苛烈な論争を繰り広げ、文学から思想、芸術、映画まで、逆説と韜晦に彩られた緩急自在のレトリックで、前衛運動に多大な影響を与えた鬼才・花田清輝のエッセンス！

草創期の産物―『日本抵抗文学選』解説
再出発という思想
手れん手くだ―政治の毒、文学の毒
思い出―花田清輝
太刀先の見切り
『復興期の精神』初版跋
日本における知識人の役割
日本民族政策の指導原理
ノーチラス号応答あり
ものぐさ太郎
現代史の時代区分
歌の誕生
偶然の問題
ジャーナリスト
二十世紀における芸術家の宿命―太宰治論
テレザ・パンザの手紙
そして破壊と創造の永続運動へ―花田清輝論考

[日販商品データベースより]

この胡乱な時代に、創造と挑発を。批評の匕首を。戦後思想の転換期に、埴谷雄高、吉本隆明らと苛烈な論争を繰り広げ、逆説と韜晦に彩られた緩急自在のレトリックで、前衛運動に多大な影響を与えた鬼才のエッセンス。