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- 東北学/もうひとつの東北
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- 価格
- 1,056円(本体960円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062922685
[BOOKデータベースより]
ブナの森に抱かれ狩猟、採集、焼畑などの畑作を複合的に営む山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北の地に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」する。柳田国男の一国民俗学の可能性と限界を問い、その枠組みの北辺とされた東北を、南/北の方位に向けての多数性を孕む最前線と位置付ける。
第1部 森と野はらと畑の世界(稲作以前とは何か;食の文化の深みへ;山野の民俗誌を織る;狩猟の原風景を求めて)
第2部 それぞれの帰郷の時代(野辺歩きの旅から;ほんたうの賢治を求めて;可能性としての民俗学へ;棄郷と帰郷のはざまに)
東北ルネッサンスのために
「東北学」を提唱する著者が、その試みを世に問うた作。柳田国男がその一国民俗学の枠組において北辺とした東北を、多数性を豊かに孕んだ最前線と位置付ける。狩猟・採集・焼畑が四季を通じて複合的・総合的に営まれる山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」。<東北・柳田・民俗学>をめぐる知の見取り図を示す。(講談社学術文庫)
「東北学」―東北から「もうひとつの日本」へ歴史的景観を開く―を提唱する著者が、初期、その試みを世に問うた作。柳田国男の「一国民俗学」思想の可能性と限界を問い、柳田がその枠組の北辺とした東北を、南/北の方位に向けての多数性を豊かに孕んだ最前線(フロンテイア)と位置付ける。ブナの森に抱かれ狩猟・採集・焼畑などの畑作が四季を通じて複合的・総合的に営まれる山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」。-東北--柳田--民俗学-をめぐる知の見取り図を示す。
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