新ＥＵ法 政策篇

岩波テキストブックス　

岩波書店
庄司克宏　

• 価格: 4,510円（本体4,100円＋税）
• 発行年月: 2014年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784000289139

内容情報

[BOOKデータベースより]

域内市場、それを支える競争法、経済通貨同盟を中心に豊富な判例法を駆使して最先談の内容を体系的、理論的に解説。加盟国国民の共通の基本的地位であるＥＵ市民権からはじめ、物・人・サービス・資本の自由移動を意味する域内市場と自由・安全・司法領域（民事司法協力や刑事司法協力を含む）、ＥＵ競争法、経済通貨同盟、最後に対外関係で結んでいる。

立憲的多元主義と欧州統合の実体法的基盤
第１部　域内市場と自由移動（ＥＵ市民権；物の自由移動；人およびサービスの自由移動―労働者、開業、サービス；資本の自由移動；自由・安全・司法領域（ＡＦＳＪ））
第２部　ＥＵ競争法（ＥＵ競争法の制度・手続；競争制限的行為の禁止―ＥＵ機能条約第１０１条；支配的地位の濫用の禁止―ＥＵ機能条約第１０２条）
欧州統合と対外関係

[日販商品データベースより]

最新の判例や学説を紹介しつつ、EUの仕組みをわかりやすく概説する画期的な2冊の教科書。機構・制度・法秩序を解説する<基礎篇>につづき、本書<政策篇>では、EUの仕事を「EU市民権と域内市場」「EU競争法」「経済通貨同盟」を中心に関連分野も含めてバランスよく説明する。アジアにおける日本の進路や外交にとっても示唆に富む。『EU法政策篇』を11年ぶりに全面改訂・増補。