- 「ひきこもり」に何を見るか
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グローバル化する世界と孤立する個人
青土社
鈴木国文 古橋忠晃 ナターシャ・ヴェルー マイア・ファンステン クリスチーナ・フィギュエイレド 鈴木国文 アラン・エレンベルグ ピエール・アンリ・カステル 古橋忠晃- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784791768233
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[BOOKデータベースより]
いまや世界的な話題となっている「ひきこもり」。研究の前線に立つ日本とフランスの第一人者たちが、精神医学・社会学・人類学・哲学などの多様な領域から、ラディカルな考察と豊富な事例を通じて、現象の深層に光を当てる。今日の社会の問題点のみならず、この現象のポジティヴな可能性をも探る新たな挑戦。ひきこもり現象のなかに、今を生きるための鍵を探る。
第1部 ひきこもりと今日の社会(同時代人としての「ひきこもり」;メンタルヘルス―自律条件下の社会関係と個人差;自律と自給自足―政治的・道徳的概念から個人の「社会病理」へ;フランスと日本の「ひきこもり」の心的構造;敷居の乗り越え―成年期への移行における障害と中断について;出ていくか留まるか―「ひきこもり」を理解するための四つの手がかり)
[日販商品データベースより]第2部 日仏のひきこもり事例を踏まえて(「ひきこもり」の多様な形態とその治療;青年の「ひきこもり」―ひとつの否定的選択として;ひきこもりの精神分析―幼少期のコンテイニング不全から生じる誇大なナルシシズムと受動的攻撃性;心理的かつ社会的な脱‐連接;発達障害者と「ひきこもり」当事者コミュニティの比較―文化人類学的視点から;学校恐怖症とその変化形―学校保健の現場から)
今や世界的な話題となっている「ひきこもり」。日仏の第一線の研究者が、多種多様な領域からひきこもり現象の深層に光を当てる。今日の社会の問題点のみならず、この現象のポジティヴな可能性をも探る新たな挑戦。