- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
[BOOKデータベースより]
わたしはユキ。フランスからかえって、にほんのがっこうにてんこうしてきた。フランスでは、おともだちがたくさんいた。にほんでもおともだちができたらいいな…。
[日販商品データベースより]フランスの日本人学校から転校してきたユキ。転校最初の日、クラスになじめないユキを、ひとりかばってくれた男の子がいて…。転校生のゆれる心、勇気とやさしさを描く絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ぼくの兄ちゃん
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年02月発売】
- 交通安全大王
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年11月発売】
- どうぶつなんびき?
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2000年12月発売】
- ひとつぶのえんどうまめ
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【1998年11月発売】
- どうぶつ 2
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2008年11月発売】
フランスから日本に転校してきたユキちゃん。転校初日、クラスのみんなに「なんか、フランスごしゃべって!!」と言われたり、「トレビアーンだいいちしょうがっこう」から来たと笑われて、すっかり心を閉ざしてしまいます。そんなとき、一人ユキちゃんのために怒ってくれたショウくんという男の子がいました。彼は、帰り道も、「一緒に帰ろう」と、ユキちゃんを雨の中、傘に入れてくれます。そして、大事な言葉を教えてくれるのです。転校を経験した子はよく分かると思います。みんなから一斉に注目されて、興味津々にいろいろ言われてからかわれたり。転校のワクワクと不安ではちきれそうだった心は、ひょんなことで簡単にひしゃげてしまいます。クラスの子たちも悪気はないのに、自分は受け入れてもらえない、そう思ってしまうのです。そんな中、なぜショウくんはユキちゃんの気持ちを分かって、優しくできたのでしょう。作者のくすのきしげのりさんの言葉を引用します。「『優しい』ということの意味のひとつは、『優』の字のとおり、人の憂いや悲しみがわかるということ、さらにいえば共感することができるということでしょう。そして共感することができるということは、震災を経て転校してきたショウくんのように、自身の中にも憂いや悲しみの記憶や、優しさにふれた記憶があるからなのです。私は、子どもたちの中に憂いや悲しみをこえる力があることを、そして、そこからは、人の憂いや悲しみに共感することができる優しさが生まれることを信じたいと思います。」ちょっと気が強いけれど素直なユキちゃんと、クラスの子みんなに「優しい」と言われるショウくん。この素敵な新しい「ともだち」の姿をいきいきとあたたかく描いているのは、「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」などの漫画家、こうの史代さん。くすのきしげのりさんとこうの史代さんの注目のコラボレーション絵本、この絵本を読んだ子どもたちに、「優しさ」へ一歩踏み出すきっかけがたくさん生まれますように。
(絵本ナビ編集部 掛川晶子)
兄ちゃんの転校は2回とも進級の時でした。
これまで友達がいっぱいたのに、進級と同時に新しいところへ。
転勤族とはいえ、悪いなぁという気持ちとキリのいい時期の
転校だからいいかもって気持ちもありました。
おとなしい、自分から積極的にーでないと思っていた兄ちゃんでしたが、
転校して3日めには、友達の家へ遊びに行ってました(^^;)
今いる学校は転校生がとっても多くて珍しくないというのも
幸いしたのだとも思います。
私も親の転勤で転校したことありますが、「転校生が珍しい」と
ユキちゃんのようになっちゃうんですよねー。
少ない知識の中から、「これ知ってる!」
「○○があるとこでしょ?」「△△なのってホント?」って。
でもそれは「興味がある」ことの裏返し。
迎える側も、行く側も、ドキドキなのはおんなじなんですけどね。
だから、転校生も迎える側も「あ・そ・ぼ」ですねぇー♪(わにぼうさん 40代・宮崎県 男の子11歳、男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】