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[BOOKデータベースより]
華人保護を名目とする南洋領事設置の模索から、領事裁判権の行使に至る中国の対外政策の近代的変容を徹底的に実証、条約体制の平等/不平等のみを問う既存の理解を大きく乗り越えて、近代アジアの国際関係の実像を新たな水準で描き出す。
領事制度と近代中国
[日販商品データベースより]第1部 華人保護論の展開と在外領事拡大論議(在外領事像の模索―領事派遣開始前後の設置論;南洋華人調査の背景と西洋諸国との摩擦;南洋華人調査の実施―華人保護と領事設置の予備調査;清朝政府の領事拡大論議―在外領事と華人保護の有益性をめぐって;駐英公使薛福成の領事設置活動とその挫折―総理衙門との論争を中心に)
第2部 中国の在外領事裁判と東アジア(双務的領事裁判権をめぐる日清交渉;清朝の在朝鮮領事裁判規定の成立と変容―“宗属・片務”関係から“対等・双務”関係への転換;日本・朝鮮における清朝領事裁判の実態と変容;在ベトナム領事の設置をめぐる対仏交渉―清朝による領事裁判権要求と「属邦」論;近代日中の“交錯”と“分岐”の軌跡―領事裁判権をめぐって)
近代アジア国際関係史への新たな視座―華人保護と領事裁判権から見た「近代」的変容
中国は不平等条約体制の被害者だったのか。華人保護から領事裁判権の行使へと至る中国の対外政策の近代的変容を徹底的に実証、不平等条約体制をめぐる既存の理解を越え、近代アジアの実像を示す。