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[BOOKデータベースより]
明治期にヨーロッパへの女子留学生として脚光を浴び、皇室に重宝されながら称賛に値する人生を送り、知的障害者教育の世界でも意義深い事業を成し遂げていたにもかかわらず、なぜか「無名の人」と呼ばれている筆子。日本における婦人教育の発展と、女性の自立に貢献することを夢見たにもかかわらず、日の当たらない場所で縁の下の力持ちになることを選んだ筆子。苦難が多かった筆子の人生において支えになったのはキリスト教であり、夫の石井亮一であったと思われるが、実は、地球の反対側で、筆子の不幸な身を心配してくれていたデンマーク婦人ヨハンネ・ミュンターがいた。ヨハンネの回想記『日本の思い出』(1905年)などの新史料に光を当てることで、筆子の若く溌剌としていた知られざる日々を蘇らせ、世界的な視野で婦人教育の問題を思い描いていた筆子の様子を紹介した。
第1章 鹿鳴館―和装の通訳婦人
[日販商品データベースより]第2章 渡辺筆子の娘時代
第3章 小鹿島果との結婚と女子教育
第4章 ヨハンネ・ミュンターの日本滞在
第5章 ヨハンネの回想記『日本の思い出』から
第6章 回想記『日本の思い出』に描かれている筆子
第7章 筆子の打ち明け話―親密の時
第8章 その後の筆子
第9章 帰国後のヨハンネ
第10章 ヨハンネの手紙と筆子の返事
華々しい明治の青春。知的障害者教育、婦人教育の先駆者としての仕事…。ヨーロッパに影響を与えた石井筆子の素顔とは。遠い異国の友との交流を軸に、知られざるコスモポリタンの生涯を辿る。