- 山の民 上 新版
-
春秋社(千代田区)
江馬修
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784393435137

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【2014年09月発売】
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[BOOKデータベースより]
飛騨高山は江戸幕府の直轄地であった。一八六八年(慶応四年)、明治新政府の代表者として、最初にこの地に派遣されたのが、国学者竹沢寛三郎であった。彼は人心掌握のため年貢半減、諸運上軽減廃止等を布告したが、竹沢の施策は新政府の方針に反して理想的すぎたため、罷免される。替わって、元水戸浪士梅村速水が新たに県知事として任命される。梅村は企画力に優れた若き俊才で、急進的な改革を推し進め、飛騨高山の土俗的な風習や伝統的な制度と対立していく。さらに新政府の矛盾した政策の忠実な実行者としての役割をも演じていく。そして村娘おつるを迎えたことで、すべてが裏目に出ることになる。
[日販商品データベースより]雄大なスケールで描く幻の傑作歴史小説、待望の新版。明治維新直後の飛騨高山を舞台に、農民一揆「梅村騒動」を圧倒的なリアリティをもって活写する。規模の雄大さ、細部の考証の精密さに驚かされる1冊。