[BOOKデータベースより]
日本の現代美術界において常に台風の目となってきたミヅマアートギャラリーの闘いのすべて。アートの価値とは何で決まるのか?日本人のアートは西洋人にとって“土人のみやげもの”なのか?
第1章 日本の現代アートの評価(日本のアートは“土人のみやげもの”か?;エキゾチシズムを超える潮流―ネオテニー・ジャパン展とジャラパゴス展 ほか)
第2章 ギャラリストへの道程―戦後日本の社会史とともに(父・末松と戦前の芸術家たちの交流;戦後の転落の中での生い立ち ほか)
第3章 アートマーケットの激動の中で―ミヅマギャラリー奮戦記(ギャラリー開廊と日本のアートシーンへの苛立ち;青山ギャラリー時代の苦戦 ほか)
第4章 世界を変えている注目アーティストたち(草間彌生の過剰と狂気;村上隆の戦略と機能 ほか)
第5章 日本の現代アートはグローバル土人の楽園をひらく(大震災後の日本とアートの使命;土着文化と舶来文化のせめぎあいが育んだ日本の芸術文化 ほか)
アートの価値とは何で決まるのか。日本人のアートは、西洋人にとって“土人のみやげもの”なのか。日本の現代美術界において常に台風の目となってきた、ミヅマアートギャラリーの闘いのすべて。
日本の現代美術界において常に台風の目となってきた、ミヅマアートギャラリーの闘いのすべて。いったいアートの価値とは何なのか。本書はその闘いの集大成である。