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[BOOKデータベースより]
明治34年、徹夜明けの早朝。雑誌『幻想倶楽部』の新米編集者・香月真澄と先輩の六車は、とある橋の上で、疲れきった様子の同業者・松川を見かける。香月が思わず声をかけると、松川はうつろな目で、ある一点を指さした。そこには…川岸の草から見え隠れする、着物姿の女の死体。息を呑む香月たちに、松川は笑いながら告げた。「俺が殺したんだ…!」(Comic『水底の視線』)。取材のため、「呪われた沼」と噂される“妖し沼”を訪れて以来、奇怪な夢を見るようになった香月真澄。夢の中で沼に咲きほこるのは、亡者の顔をした蓮の花。決まってただよう、沈水香の残り香。そんな折、担当作家・泉鏡花から世間で評判の人形芝居に誘われる。上演されたのは、美しい人形による、男女の心中物語。そこで香月が目にしたものは…!?(Novel「からくり仕掛けの蝶々」)
[日販商品データベースより]明治34年秋、早朝。徹夜明けで川の傍を歩いていた香月と六車は、橋の上に知人の松川が立っていることに気づく。その川辺には美しい女の死体が…。描き下ろしコミックとDX未収録の小説でお届けするあやかし奇談。
明治34年、秋――早朝。徹夜明けで川のそばを歩いていた編集者・香月と六車は、橋の上に知人の松川が立っていることに気づく。その川辺には美しい女の死体が……。今市子描きおろしコミック『水底の視線』と橘みれいの小説でお届けする、あやかし奇譚!