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- 反福祉論
-
新時代のセーフティーネットを求めて
ちくま新書 1090
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480067975
[BOOKデータベースより]
福祉は財政的に限界に達している。一方、さらなる拡充を望む声も根強い。ではどうすればよいのだろうか。不法占拠者や生活困窮者、災害被災者、ホームレスなど、福祉の制度から漏れてきた人びとが、公助に頼らず自助・共助によって展開する生き生きとした暮らしを検証。制度に代わるセーフティーネットの仕掛けを発達させてきた彼らの生き方に学び、「反福祉」の考え方を提唱する。制度にがんじがらめになっている福祉の現状に警鐘を鳴らし、誰もが生きやすい社会を構想する。
はじめに―いまなぜ「反福祉論」か
1 現代の「忘れられた日本人」―制度外の人びと自身による生活保障(「飛行場」に住まう在日コリアン―不法占拠者による実践;福祉版「シンドラーのリスト」―生活困窮者の最後の拠り所;大津波における「ノアの箱舟」―災害被災者の伝統的行動規範;ドヤ街のスピリチュアル・ケア―ホームレスはなぜ教会へ?)
2 福祉制度に替わるセーフティーネット(ホームレスとしてのイエス・キリスト―制度からの解放宣言;福祉に挑むドン・キホーテ―ある研究者の知的遍歴;生きられた法―法外世界の豊饒な議論へ)
財政的に限界に達している福祉は、拡充すべきなのか。福祉に頼らずに生き生きと暮らす、生活困窮者やホームレス。制度に代わる保障を発達させてきた彼らの生活実践に学び、福祉の限界を超える新しい社会を構想する。
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福祉に頼らず生き生きと暮らす生活困窮者やホームレス。制度に替わる保障を発達させてきた彼らの知恵に学び、新しい社会を構想する。