[BOOKデータベースより]
ギロリと眼を剥く曾我簫白の雲龍図、岩佐又兵衛の血みどろ絵巻、そして大ブームを巻き起こした伊藤若冲の白い象―。花鳥風月を優雅に愛でる日本美術史の片隅で、すっかりキワモノ扱いされていた「奇特な」画家たちを発掘し、ニッポンの美に禍々しき愉楽を与えた立役者。その自由な精神を育んだ生涯を綴る、初めての自伝。
名古屋の幼年時代
岐阜の少年時代
中学生時代
上京と受験
大学生時代
大学院時代
上野の森での10年
仙台での10年
仙台から再び東京に
本郷での10年
定年後の転々
曾我蕭白のギョロ眼雲龍図、岩佐又兵衛の血みどろ絵巻、伊藤若冲の白い象…。日本美術史の片隅で忘れられていた画家たちを発掘し、美は花鳥風月のみに非ずを教えてくれた辻センセイの、愉快でトホホなハミ出し人生。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 最後に、絵を語る。 奇想の美術史家の特別講義
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2024年08月発売】
- 風俗画入門
-
価格:1,408円(本体1,280円+税)
【2024年02月発売】
- 奇想の図譜
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2005年04月発売】
若冲、蕭白、又兵衛――日本美術史の片隅に忘れ去られた画家たちを再発見した「変わりモノ」先生。その愉快でトホホなハミ出し人生。