[BOOKデータベースより]
変容や衝突を経て分裂を抱え込み、政治を政治たらしめる“政治的なもの”とは何かを追求しつづけた政治学。その歩みを、公共性、自由、ジェンダー、戦後日本、“帝国”、ポストモダンなど多様な論点とともに鋭く解き明かす。
政治思想と“政治的なもの”
第1部 “政治的なもの”とその諸領域(言語/政治学;政治思想史のフェミニスト的解釈によせて;政治思想史の語りについて)
第2部 思想家たち(シェルドン・ウォーリンと「脱近代」の政治;丸山眞男の近代;ニーチェの政治学は存在するか)
第3部 “政治的なもの”の現代的変容(現代アメリカと“政治的なもの”の危機;“帝国”と政治空間の変容;“政治的なもの”と“社会的なもの”)
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幾度もの変容や衝突を経て、みずからのうちに分裂を抱え込みながらも、政治を政治たらしめる〈政治的なもの〉とは何かを追求しつづけてきた政治学。けっして一通りではないその歩みを、公共性、自由、ジェンダー、戦後日本、〈帝国〉、ポストモダンなど多種多様な論点とともに鋭く解き明かす。期待と失望が繰り返されるいまこそ、「政治」とは何かを問いなおす。