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- 道草
-
- 価格
- 484円(本体440円+税)
- 発行年月
- 2014年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087520590
[BOOKデータベースより]
小雨降るある日、健三は勤め帰りに思いがけない人物を見かける。それはかつての養父・島田で、海外留学から戻り大学教師となった健三から、何がしかの援助を得ようと十数年の時を経て近づいてきたのだ。島田、島田の先妻・お常、姉・お夏、妻・お住の父。困窮する係累にあてにされ、神経症気味の妻とも気持ちがすれ違う。永遠に「片付かない」日常の苦悩を描いた自伝小説ともいえる家族の物語。
[日販商品データベースより]留学から帰国し、大学の教師になった健三。著作に打ち込む健三を、妻は偏屈者と思っている。そんな健三のもとに、縁が切れたはずの養父が金の無心に来て…。漱石の自伝的小説。
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留学から帰国し、大学の教師になった健三。著作に打ち込む健三を、妻は偏屈者と思っている。そんな健三のもとに、縁が切れたはずの養父が金の無心に来て…漱石の自伝的小説。(解説/森まゆみ 鑑賞/出久根達郎)