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[BOOKデータベースより]
坐禅ブームのいま、人はいったい何を目指して坐るのか。白隠禅師坐禅和讃の全文を丁寧に解説しつつ、坐禅の目的を究明する。
はじめに―「坐る」ということについて
白隠という人について
「坐禅和讃」成立への道
凡夫がそのまま仏である
仏を求める間違い
愚痴こそ迷いの根源
坐禅こそ仏道修行の根本
一回の坐禅で無量の罪も滅びる
坐禅のことを知るだけでも
自分の本性を見とどける
真実の世界が眼前すれば
悟りの風光
ここが浄土、私が仏であった
現代人と坐禅
臨済宗寺院の坐禅会等においては、必ずと言っていいほど唱和される“白隠禅師坐禅和讃”。
坐禅というものが如何に素晴らしいものであるのかを、大和言葉を用いてほめたたえた“讃歌”であるため、読めばなんとなくは意味がわかる。しかし、易しく短いことばの奥に込められた白隠禅師の大慈悲とは、いったいどのようなものであったのか。様々な話を織り交ぜつつ、著者が懇切丁寧に“白隠禅師坐禅和讃”を読み解いた。
世に坐禅の本はあまたあり、特に曹洞宗系の坐禅の指南本が目立つ昨今、日本臨済宗中興の祖とされる白隠禅師の坐禅和讃を基に臨済宗独特の坐禅解説をした待望の一冊。
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