[BOOKデータベースより]
歴史的環境をふまえ、史料を通じて過去に迫るのが歴史学である。だが、過去を語る媒体としての史料は、あるがままで貴重なのではない。古文書だけでなく、日記・水墨画・旅行記・和歌など多様な史料にいかに接近するか。史料の諸形態を整理し、緻密な解析と斬新な読みによって社会や人物を描く。外国史料との比較を試み、編纂という営みにも言及。
第1部 総論と比較史(中世史料論;中世史史料について;日英中世史料論終論 ほか)
第2部 古文書と語らう(具書案と文書偽作―『立花家蔵大友文書』所収「鎌倉代々御教書」についての一考察;「公界」は一揆か、公権力か―『相良氏法度』第十八条の解釈をめぐって;遠江国原田庄の地頭支配―孕石文書寸考 ほか)
第3部 人物と史料(結城親朝と北畠親房―東国のかなめ、中世の白河;遠江・駿河の宗良親王;綾小路信俊の亡霊をみた―『看聞日記』人名表記法寸考 ほか)
歴史的環境をふまえ、史料を通じて過去に迫るのが歴史学。本書では、史料の諸形態を整理し、緻密な解析と斬新な読みによって社会や人物を描く。外国史料との比較を試み、編纂という営みにも言及する。
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史料の諸形態を整理し、緻密な解析と斬新な読みによって社会や人物を描く。外国史料との比較を試み、編纂という営みにも言及する。