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- 堤義明闇の帝国
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2014年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784794220561
[BOOKデータベースより]
2004年、長きにわたって西武グループに君臨してきた帝王・堤義明がすべての役職から辞任することを発表、帝国の崩壊が始まる。この辞任劇の引き金となった西武グループの暗部「借名株」問題は、創業者・堤康次郎が事業を急成長させたGHQ統治時代にまで遡る。草創期を支えた中嶋忠三郎・元コクド顧問弁護士の遺した数々の証書類によって明かされる西武帝国の闇の支配構造とは―。西武グループの「血脈と株支配」を追い続けた執念の取材が、警視庁を動かし、帝王を追い詰める。カリスマ経営者の裏の顔を白日の下にさらし、日本企業の抱える影を浮き彫りにした衝撃のノンフィクション。
第1章 利益供与事件の端緒
第2章 「堤帝国」の闇を知る男
第3章 怪物・康次郎
第4章 義明という男
第5章 中嶋康雄の裁判
第6章 「株支配」の構図
西武グループに君臨してきたカリスマ経営者失墜の背後に広がるものの実相をえがく。精緻な取材で日本企業が抱える影を浮き彫りにした話題のノンフィクション作品。
日本を代表するカリスマ経営者の裏の顔を白日のもとにさらし、日本企業・日本社会の影を浮き彫りにする。注目のノンフィクション。