[BOOKデータベースより]
今日は夏休み。ソフィーは電車にのって、いなかのおじいちゃんの家にむかいました。おじいちゃんは、広い畑でたくさんのやさいをつくっています。手伝いをしながらソフィーは、今まで知らなかったやさいのことを、たくさん知るのでした。子どもの心に寄りそった絵を描きつづけるフランスの絵本作家、ゲルダ・ミューラーの絵本。
[日販商品データベースより]夏休み、ソフィーはいなかのおじいちゃんのところへいった。都会で育ったソフィーは、おじいちゃんの畑仕事を手伝いながら、今まで知らなかった野菜のこと、育て方などを知っていく。
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あたたかで細やかな筆致で、野菜畑の一年が描かれた大型絵本。夏休みにいなかのおじいちゃんのうちへ行ったソフィーは、専用の小さな畑と、手にぴったりの大きさの道具をそろえてもらっておおよろこび。おじいちゃんの畑でたくさんの野菜に出会います。「今夜は、花を食べようか」と言われて知ったのは、カリフラワー、アーティーチョーク、ブロッコリーがどれも、花がさくまえのつぼみを食べていたんだってこと。おじいちゃんの「手押しタクシー」(手押しの一輪車)に、カボチャやメロンと一緒に乗ったソフィーは、畑のあちこちを見て感嘆の声をあげます。「やさいって、土の中にできるものもあれば、土の上にできるものもあるのね。おもしろいなあ!」いろんなことを発見しおじいちゃんから学んだソフィーは、その後、秋の畑、冬の畑も、おじいちゃんのてつだいのために訪れ、道具を物置にしまって、春まで眠りにつく畑にお別れをいいます。さみしくなってしまうソフィーに、おじいちゃんがくれたプレゼントとは?「春になるまであけちゃだめだよ」だって・・・なんだろう?四季をとおして野菜はどんなふうにできるのか、私たちが食べているのはどの部分なのか。畑を訪れる虫やたくさんの生き物たちは、どこで何をしているのか。読めば発見がたくさんあります。なにより絵がおしゃれで美しく、野菜づくりや畑の様子が描かれているので、子どもそっちのけで夢中になる大人もいそうですよ。日本にはあまりない、料理でなじみが出てきた西洋野菜が出てくるのもお楽しみ。巻末にはいくつかの野菜の世界地図、さくいんもあって読みごたえたっぷり。きわめつけはこの絵本、ゲルダ・ミューラーが87歳のときに描いた作品だというのですから・・・!きっと作者である彼女も畑作りの名人なんじゃないかしらと想像したくなる、畑へのみずみずしい愛にあふれた絵本です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
野菜畑の1年が描かれた絵本で、イラストもとっても魅力的に思いました。
野菜の世話をする、すごい情操教育になると思います。
自分たちで世話をした野菜は愛着あってやっぱり美味しいでしょうね。
机に向かう勉強だけでなく、こういう経験はすごい大切に思いました。
ソフィーが羨ましいですね。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】