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[BOOKデータベースより]
家康には長い間、貼られてきたレッテルがある。曰く、暴君、腹黒、狡猾、強欲、そして頑固…。ホントにそうだったのか!?家康没後4百年を機に、その実像に迫る。そして、「家康的リーダーよ、今こそ出でよ」と説く。
第1章 暴君(「暴君」家康説はどこから?;日本近海にある金銀島探検 ほか)
第2章 腹黒(家康の真っ黒で地味な甲胄;大黒頭巾形兜は悪の象徴? ほか)
第3章 狡猾(「ぼろぼろの古兜」の持ち主は?;島左近唯一の遺品が残る ほか)
第4章 強欲(「金の生る木」とは何か;家康墓の隣に伸びる杉の大木 ほか)
第5章 頑固(「頑固」と名指ししたのは和辻哲郎;「鎖国」は悲劇の元凶だった ほか)
暴君、腹黒、狡猾…。徳川家康には長い間、貼られているレッテルがあるが、本当にそうだったのか。その由来と実像を検証した異色の家康論。実像に目を凝らせば、理想のリーダー像が立ち上がる。
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暴君・腹黒・狡猾……徳川家康に貼られたレッテルだ。その由来と実像を検証した異色の家康論。「家康的リーダーよ、出でよ」と説く。