寺山修司百年後の世界

文化書房博文社
清水義和　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2014年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784830112546

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　四谷シモンと寺山修司―ハンス・ベルメールのイメージ論と母胎回帰
第２章　三島由紀夫と寺山修司―オスカー・ワイルドのデカダンス
第３章　太宰治と寺山修司―アポカリプスからアンチオイディプスへの転換
第４章　山田太一と寺山修司―映画とテレビ映画
第５章　村上春樹のサブカル―「ダンス・ダンス・ダンス」の「海辺のカフカ」
第６章　寺山修司と天野天街―「地球空洞説」と「レミング」まで
第７章　寺山修司『さらば箱舟』とＧ．マルケスの『百年の孤独』の映像表現

[日販商品データベースより]

寺山修司が生きた戦後の時代と、太宰、三島、村上らの文学的な時代背景を概括的に検証。まず太宰、三島、村上らの文学作品と時代背景を論じ、彼らの相互の繋がりを俯瞰して、４人が１００年後に生き残る理由に迫る。