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[BOOKデータベースより]
冷戦と同盟のダイナミズムとはなにか。開発と経済発展、国家以外のアクターの運動による緊張緩和、同盟を支えた文化的・社会的要素といった背景を視野に収め冷戦秩序と同盟の変容を歴史的に考察する。
冷戦変容と同盟変容
第1部 冷戦秩序の変容―変化する経済秩序と「ソシアル・デタント」(冷戦・開発主義とシンガポールの工業化;「開発」問題の国際的展開と日本のアジア多国間枠組みの模索―一九五〇‐六〇年代を中心に;反核運動と冷戦の変容―一九五〇年代後半から一九六〇年代初頭におけるヨーロッパ反核市民運動とそれに対する政府の対応;人の移動・交流と同盟関係の変容―ハンガリー動乱難民へのアメリカ、イギリスの対応から)
第2部 冷戦体制の変容と同盟変容―存続する同盟と崩壊する同盟(ひ弱な同盟―冷戦下アジアにおけるアメリカの安全保障関係;中ソ同盟の起点―緩やかな統制と分業;「二重の封じ込め」の動揺―一九六〇年代における米独関係と冷戦の変容;ドイツ統一とNATOの変容―統一ドイツのNATO帰属合意をめぐる政治と外交)
第3部 冷戦の変容と日米安保―変質する日米安保体制(「安保の論理」の歴史的展開;冷戦秩序の変容と日米安保体制―同盟の対等性のあり方をめぐって;「日米安保再定義」―日米安保体制を抱きしめて)
第4部 同盟と文化・社会変容―同盟の文化的・社会的基盤(日米安保体制を支える日米「文化・教育」ネットワークの構築―「日米文化教育交流委員会」設立の歴史的背景を中心に;冷戦とアメリカ社会の変容―反戦ヴェトナム帰還兵による「冬の兵士」調査会開催(一九七一年)と「正義の戦争」観への挑戦;大西洋同盟の文化的基盤―NATOの発信するテクストとその変遷)