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- ケインズの予言
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幻想のグローバル資本主義下
中公文庫 さ66ー2
中央公論新社
佐伯啓思
- 価格
- 713円(本体648円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122059207
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[BOOKデータベースより]
グローバル経済が進展するなかで、社会は「人々の生の豊かさ」をどのように構想しているのか。そこへの問いを発するとき、いまケインズの思想が甦る。田園のゆったりした生活、芸術を楽しむこと、友人たちとの優雅な語らい…「豊かな生活」への基本的な課題に論を進めた本書には、まともな文明を築くための思索の鍵がある。
序章 凋落したケインズ(ケインズ主義は破綻したか;一国主義的立場の限界 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 国民経済主義者ケインズ(国内労働生産に基礎をおいたスミス;抜け落ちてしまったふたつの問題 ほか)
第2章 「確かなもの」への模索(企業の投資と市場経済の安定;「将来の期待」の決定的役割 ほか)
第3章 グローバリズムの幻想(国家のコントロールを超えた市場;金融のグローバル化と情報のヴァーチャル化 ほか)
第4章 隷従への新たな道(不安定化するナショナル・エコノミー;戦略的産業をめぐる対立 ほか)
第5章 「没落」という名の建設(グローバリズムがはらむ問題;ケインズ的公共政策の有効性 ほか)
新自由主義の潮流によって「限界」が指摘されて久しいケインズ主義。本書はケインズを読み直し、グローバル経済の不安定性を再検討した名著である