- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 談 no.99(2014)
-
Speak,Talk,and Think
特集:社会脳、脳科学の人間学的転回
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784880653396
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- グローカル研究の理論と実践
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2020年03月発売】
- それでも、「信頼」の可能性を問う
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2018年11月発売】
- 総合人間学 6
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2012年05月発売】
[BOOKデータベースより]
社会脳―つながりの脳科学
[日販商品データベースより]こころはひとりでは生まれない―他者から始まるコミュニケーション
脳のなかの歪んだ鏡―「社会脳」から身を引き離すことはいかにして可能か
書物のフィールドワーク
人間はひとりで生きられないように、脳も一つだけ独立して存在しているわけではない。自分の脳は、他人の脳の影響を受け
るし、また影響を与える。そうした相互関連のなかで、脳は脳としての機能を発揮する。今、脳研究は新たな段階に入りつつ
ある。独立した単体と見るのではなく、社会との関係の中で脳を捉え直そうというのだ。脳は社会とどう向き合っているのか。
脳は、社会をどうみているのか。あるいは、社会というコンテクストの中で、脳は、どういう振る舞い方をしているのか。
つまり、脳の社会性が脳科学のテーマとして浮上してきたのである。そうした社会的な問題と向き合う脳のはたらき・仕組み
を、脳科学は「社会脳」と呼ぶ。
始まったばかりのこの新しい脳科学へのアプローチを、昨今の人文科学の用語にならって、「脳科学の人間学的転回」と呼ぼう。
今号は、脳科学の人間学的転回、「社会脳」を取り上げる。