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- 『赤毛のアン』と花子
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翻訳家・村岡花子の物語
ヒューマンノンフィクション
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784052039621
[BOOKデータベースより]
カナダの作家、ルーシー・モード・モンゴメリの書いた『赤毛のアン』を読んだことがありますか?赤毛でやせっぽちのアンという女の子が、元気に生きていく物語です。この作品を、初めて日本にしょうかいしたのが、村岡花子です。花子は、子どもたちに、夢や希望を持ってほしいと、美しい物語を日本語にして、届け続けました。アンからの言葉に、勇気をもらいながら。
第1章 あこがれのミッション・スクールへ
第2章 学校が教えてくれたこと
第3章 花子、先生になる
第4章 新しい生活のはじまり
第5章 アンとの出会い
第6章 勇気を持って曲がり角をまがる
カナダ人宣教師の教える学校に学び、海外の文学に若い時から親しんだ。戦争中も信念をもって物語の翻訳を続け、子どもと女性のための文学を提供した。『赤毛のアン』を最初に日本に翻訳して紹介した村岡花子の物語。
先に読んだ『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』をジュニア版にアレンジした本です。
『アンのゆりかご』から、児童向けにそぎ落とされた部分が村岡花子の生涯にとって重要だったとは思うのですが、逆に村岡花子が『赤毛のアン』にたどり着く必然性をくっきりとさせているようにも思います。
テレビドラマに影響されたとはいえ、第二のアンブームが起きているようです。
この本のテーマと、赤毛のアンのテーマの共通点、村岡恵理自身が
この本を書くに至った道の曲がり角が、とても素晴らしいと思います。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】