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- ぼくの絵本じゃあにぃ
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784140884294
[BOOKデータベースより]
ぼくはこうやって絵本を描いてきた―。日本を代表する絵本作家が、自らの個人史にも立ち返りながら、子どもから大人までを魅了してやまない創作と発想の内実について初めて記す。大人の常識にしばられず、子どものように自由に考え、描くにはどうすればいいか。一〇〇冊以上の絵本を生み出してなお、尽きることのないイマジネーションの核心に迫る一冊。
第1章 一〇〇年後の「子どもたち」のために(「こんにちは、アストリッド。ぼくはあなたに会ったことがないけど…」;登校拒否と栄養失調 ほか)
第2章 ぼくは絵本をこうやって描いている(ぼくの根っこにある感覚;「絵本の地図」のつくり方 ほか)
第3章 ああでもある、こうでもある(ボローニャで感じたこと;ブルーノ・ムナーリの発想 ほか)
第4章 想像力で未来を描くということ(「荒井良二とふらっぐしっぷ」;「絵本の終わり」は「何かの始まり」に通じている ほか)
子どもから大人までを魅了してやまない、創作と発想の内実とは。型破りの絵本作家が自らの半生を振り返りつつ、「自分の中の子どもを引き出す」ための極意を明かす。創作と発想の核心に迫る1冊。
絵本を読む、絵を見るまでは楽しくても私の中では絵を描くというのは、結構ハードルが高いように思っていました。
この荒井さんの本を読んで、輪郭を描くとか物を正確にスケッチするということにとらわれなくても自由に描きたいままに描いてもいいのかなっていう気持ちになりました。
荒井さんのこれまでの軌跡と、絵本観について描かれた本です。創作の時の方法も紹介されていて、これから絵本作家を目指す方にも参考になりそうだと思いました。
創作には関係ありませんが、大学受験の時の受験票が載っていたこと、随分物持ちがいい方なんだなあって、変なところで感心してしまいました。
「言葉のリズムを重視します」というところでは『ねんどろん』という絵本のことを思い出しました。声に出して読むと、ラップのような心地のよいリズム感がある絵本だからです。
この本を読んで、もう一度荒井さんの作品を読み返してみたくなりました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】