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[BOOKデータベースより]
『リルケ』『江戸後期の詩人たち』『菅茶山』などの名著で知られる文人学者・富士川英郎の一生。時代とともに描き出される、游、英郎、義之と続く学者三代の系譜。
プロローグ 華やぎのある孤独
回想のなかの大正時代
詩的人間の誕生
リルケの方へ
昭和十年代
リルケ・ブームのなかで
昭和三十年代
『伊沢蘭軒』をめぐって
江戸後期の詩人たち
菅茶山の方へ
富士川游のこと
『儒者の随筆』
『茶前酒後』
『失われたファウナ』
父とわたし
晩年の父の記
美しく豊かな老年を過ごす。「リルケ」「江戸後期の詩人たち」「菅茶山」などの名著で知られる文人学者・富士川英郎の一生。時代とともに描き出される、游、英郎、義之と続く学者3代の系譜。〈受賞情報〉読売文学賞評伝・伝記賞(第66回)
「最後の文人学者」富士川英郎の評伝。リルケから江戸漢詩に至る著作に寄り添いつつ英文学者の富士川義之が父・英郎の生涯を読み解く。