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[BOOKデータベースより]
第1章 木下順二の出発(肥後伊倉と熊本新屋敷;東京本郷;改稿を重ねた「風浪」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「日本が日本であるために」―一九五〇年代から六〇年代へ(「暗い花火」―ある実験;「蛙昇天」論―事件の民話化と声の発見;「沖縄」「オットーと呼ばれる日本人」―戯曲で現代をとらえる ほか)
第3章 過去と未来の結節点としてのドラマ(「白い夜の宴」―木下ドラマにおける宗教的演劇という視点;『子午線の祀り』素描;ドラマのフォームと思想あるいは歴史と個人のかかわり―『夏・南方のローマンス』『巨匠』に集約される構造論)
歴史的岐路にたつ今日の日本の情況を照射する、木下ドラマの全貌。「木下順二の出発」「「日本が日本であるために」」「過去と未来の結節点としてのドラマ」の3章で構成。