[BOOKデータベースより]
戦後、京都大学人文科学研究所に集った若き俊英たち。桑原武夫を筆頭に、今西錦司、貝塚茂樹、上山春平、梅棹忠夫、梅原猛、鶴見俊輔といった面々は、戦前の「京都学派」に対して「新京都学派」と呼ばれ、学際的な共同研究や大衆社会のフィールドワークなど、新たな学問研究のスタイルを築き上げた。彼らの人間像に触れながら、それぞれの仕事の歴史的意義、多彩に広がる人脈を描く。
序章 「夢から出たマコト」―日文研創設をめぐって
第1章 新京都学派を担った知の巨人―桑原武夫と京大人文研
第2章 民衆の中に入っていく姿勢―鶴見俊輔、梅棹忠夫、司馬遼太郎
第3章 特攻から生還した哲学者・上山春平の戦後
第4章 記紀神話を脱構築した梅原日本学と“怨霊史観”
第5章 ダーウィンに挑戦した文化人類学者・今西錦司
おわりに―「文明災」と「幸福に生きる権利」
戦後、桑原武夫を中心に、京都大学人文科学研究所で学際的な研究を行っていた若き俊英たち。「新京都学派」と呼ばれる彼らの人間像に触れながら、その仕事と歴史的意義、多彩に広がる人脈を描く。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 道徳教育と中国思想
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2022年01月発売】
- 入門中国思想史
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2012年04月発売】
- もっと試験に出る哲学
-
価格:990円(本体900円+税)
【2020年05月発売】
- バカボンのパパと読む「老子」
-
価格:660円(本体600円+税)
【2016年11月発売】
- バカボンのパパと読む「老子」 実践編
-
価格:704円(本体640円+税)
【2016年12月発売】
戦後、桑原武夫を中心に京大人文研で学際的な研究を行っていた若き俊英たち。「新京都学派」と呼ばれる彼らの人間像に触れながら、その仕事と歴史的意義、多彩に広がる人脈を描く。