- 心の力
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2014年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087207224
[BOOKデータベースより]
ミリオンセラー『悩む力』と長編小説『心』の著者が、夏目漱石が一〇〇年前に書き残した最大の問題作に挑む。登場人物“先生”の長大な遺書を収めた漱石の『こころ』は、なぜ多くの読者の感情を揺さぶってきたのか。それは、この世に生きる者がみな、誰かに先立たれた存在だからだ。「死にゆく人々は、みんな先生」という認識から見えてくるものとは?漱石『こころ』とトーマス・マン『魔の山』の後日談を描いた実験的な小説も収録。心の実質を太くする生き方を提唱した、新しいスタイルの物語人生論。
第1章 現代という武器なき戦場
第2章 なぜ生きづらいのか
第3章 「魔の山(イニシエーション)」の力
第4章 真ん中でいこう
第5章 「語り継ぐ」ということ
終章 いまこそ「心の力」
刊行後100年。夏目漱石『こころ』を手掛かりに、過去を力に変え、心の実質を太くする生き方を考え抜いた1冊。漱石『こころ』とトーマス・マン『魔の山』の後日談を描いた、オリジナル実験小説も収録。
刊行後100年。夏目漱石『こころ』を手掛かりに、過去を力に変え、心の実質を太くする生き方を考え抜いた1冊。