[BOOKデータベースより]
政財界のキーマンたちが耳を傾けてきた住職の言葉には確かに“いい人生”をつかむヒントがあった。自由に自分らしく生き、自分なりの成功を手にしたい。そう望むすべての人に全生庵第７世住職が贈る４８の禅語の読み解き。
第１章 仕事のこと（肩書きで人を判断せず人は人で判断する―清風明月；仕事に対する心構えは結果に透けて見える―庭前柏樹子 ほか）
第２章 人間関係のこと（言葉ではなく背中で語れる者となれ―梅三千世界香；才智をひけらかしても人を従わせることはできない―和光同塵 ほか）
第３章 物質的な豊かさのこと（名声や金で曇った心に真実は映らない―時々勤払拭；あなたは「勝ち組」でも「負け組」でもない―照顧脚下 ほか）
第４章 からだ・生命のこと（年齢や寿命のように過ぎた時間を誇ることに意味はない―壷中日長月；美しさを求める人は永遠に満たされることがない―無事是貴人 ほか）
第５章 自分らしく生きること（どんな小さな行ないも世間とつながり誰かのためになっている―独坐大雄峰；叱責や失恋で「自分」が否定されたわけではない―水急不流月 ほか）
中曽根康弘、安倍晋三など、時の権力者たちはなぜ、この寺で禅を組むのか。全生庵第７世住職・平井正修が、自分らしく生き自分なりの成功を手にしたいと望む全ての人に贈る、４８の禅語の読み解き。
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中曽根康弘、安倍晋三、石破茂……。日本の命運を握る権力者たちが坐禅に通ったことで知る人ぞ知る臨済宗・全生庵。その７代目住職・平井正修氏が初めて綴る人生論をまとめた一冊。珠玉の禅語を交えながら語る仕事のこと、人間関係のこと、からだ・容姿のこと……。そこには簡単そうで難しい、さっぱりと生きるヒントがあった。さまざまな人生のステージで抱く苦悩と、人はいかに向き合うとよいのか。悩めるすべての現代人に贈る生き方の道しるべ。