- ぐりとぐら
-
- 価格
- 4,290円(本体3,900円+税)
- 発行年月
- 2013年11月
- 判型
- B5変
- ISBN
- 9784834080384
[BOOKデータベースより]
見て楽しめる絵と文字の上に、触って楽しめる絵(触図)と文字(点字)を、透明な樹脂インクで盛り上げて印刷。文字を一回りおきくした、見える人も見えない人も一緒に楽しめる「ぐりとぐら」。
[日販商品データベースより]見える人も、見えない人も一緒に楽しめる「ぐりとぐら」ができました。カラー印刷の上に、点字とともに絵柄も透明な樹脂インクで盛り上げて印刷。見えない大人が見える子どもに点字で読んでやることができ、子どもが見えない場合は、読んでもらいながら指で絵の盛り上がりを読み取るができます。見える親子もぜひ、大きなたまごや、ふわふわのかすてら、ぐりとぐらの長ーいしっぽを、さわって楽しんでいただけるとうれしいです。
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不滅のロングセラー『ぐりとぐら』が点字つき絵本になりました。点字つき絵本は、見えない方のための・・・と思われがちですが、それだけではないのです。めくってびっくり、触図(樹脂インクで盛り上げて印刷されています)で描き分けられたぐりとぐらの服や、長くてほそーいしっぽや、つるつるの大きなたまご、ざらざらのフライパンをさわる楽しさ!さわる楽しさってこういうことだったのか!と目からウロコが落ちます。表紙も本文用紙もしっかりした厚紙でつくられ、ページをめくるときの不安がありません。弱視の方にも見えやすいように、文字はくっきりとひとまわり大きく印刷されています。触図は、さわったときにわかりやすい形や手触りになるよう、絵柄を少し変え、位置も移動されています。ぐりの青い服は、縦じまのストライプ模様に。ぐらの赤い服は、こまかい水玉(ドット)模様に。これが「てんやく」ということなのですね。文章が点字に訳されているだけでなく、絵が翻訳されていることも、新しい「ぐりとぐら」の魅力をうみだしています。「見える人、見えない人、見えにくい人が、みーんな一緒に楽しめる!」これがいちばんの見どころポイント。 親子で、友達同士で、目が見える見えないというハードルをこえ、同じ本を一緒にあじわい、おしゃべりできる・・・なんて幸せなんでしょう。ぐらがおなべのふたをとったときの、ふんわりしたカステラを、ぜひみんなでさわってみてくださいね。『てんじつき さわるえほん ぐりとぐら』は、これからますます多くの子どもたちの宝物になるに違いありません。『しろくまちゃんのほっとけーき』や『ノンタンじどうしゃぶっぶー』など、出版社をこえて広がる「てんじつきさわるえほん」の試み。ぜひ応援して、ほかのシリーズも見くらべてくださいね。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
子どもが図書館で見つけたので借りてみました。いつも知っている本ですが、絵も立体になっていて、座っている鹿の絵は立っているようになっていたり、より分かりやすく、感じやすくされているのだなと感じました。子どもも絵を見るだけでなく手で触ることで、詳しく見ているようでした。コストの面でも大変苦労されたというお話を聞きましたが、良い本がたくさんありますから、ひとつでも多くの本をこのような形にでき、みなが楽しめる本になるといいなと思いました。(もぐもぐもぐもぐさん 30代・島根県 男の子4歳、男の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】