[BOOKデータベースより]
物理学は、できるだけ少数の法則により、できるだけ多くの現象を説明しようとする。本書では、法則の導出方法も丁寧に示すことで、より基本的な法則との関連をはっきり示した。
第1章 力学の法則
第2章 極座標による運動の記述
第3章 いろいろな運動
第4章 強制振動と線形微分方程式の一般的な解法
第5章 加速度系
第6章 エネルギーの保存
第7章 質点系
第8章 剛体の力学
付録 補足事項
本書は、これまで大学の初年級の理工系学生に対し、ほぼ30年間にわたって行なってきたニュートン力学の講義を基にして、高校生の物理教育に携わっている共著者とともに執筆したものである。
講義では、既に完成された体系を初学者に解説するという形ではなく、学生自身が授業の中で力学上の問題に直面し、自分で考え、自ら法則を発見するように導くことを目指してきた。また、基本法則から導かれる中間的な法則が数多く存在し、その法則同士の関連も極めて重要である。そのため本書では、法則の導出方法も丁寧に示すことで、より基本的な法則との関連をはっきり示すように心掛けた。
物理学の基礎である力学の学習を通して、物理学の面白さ・魅力を感じてもらえれば幸いである。
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