感染症とたたかった科学者たち

情熱とひらめきが命を救った！

岩崎書店
岡田晴恵　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2013年11月
• 判型: Ａ４
• ISBN: 9784265059638

内容情報

[BOOKデータベースより]

古くから多くの命をうばってきた感染症に立ち向かい、医学を発展させてきた科学者たち。彼らの多くは、何気ないできごとに“ひらめき”（＝セレンディピティー）を感じ、すばらしい発見に導きました。そして、その“ひらめき”をつかみ取れたのは、目標や夢に情熱をかたむけ、一心に打ちこんでいたからこそでした。科学者たちが一瞬のひらめきをどうつかんだのか、この本で一緒に体験してみましょう。

感染症と人類のたたかい―科学の扉が開かれるまで
権力に屈せず、真理を見つめた村医エドワード・ジェンナー―近代免疫学の幕を開けるひらめき「牛乳しぼりの女性は、天然痘にかからない！」
「情熱」で人類に貢献した科学者ルイ・パスツール―弱毒生ワクチンを開発したひらめき「何もないところから生物は生まれない！」
細菌学と医学の礎を築いたロベルト・コッホ―病原菌を単離し、実証に導くひらめき「ひとつの病気の原因になる菌はひとつ！」
努力と忍耐で化学療法を確立パウル・エールリヒと秦佐八郎―地道な実験をくり返して生まれたひらめき「病気を治す化学物質を見つけたい！」
信念を貫いた細菌学者北里柴三郎―破傷風の血清治療の道を開くひらめき「血液の中に毒素を中和する物質ができる！」
初めて抗生物質を発見した医師アレクサンダー・フレミング―戦場でのくやしさをばねにしたひらめき「微生物を殺す化学物質を見つけたい！」

[日販商品データベースより]

科学者たちは一瞬のひらめきをどう掴んだのか。ジェンナー、パスツール、コッホ、北里柴三郎、エールリヒ、秦佐八郎、フレミングを紹介。感染症から人類を救った科学者たちの情熱とひらめきから、科学的思考を学ぶ。