- ホロコーストとポストモダン
-
歴史・文学・哲学はどう応答したか
The holocaust and the postmodern.- 価格
- 7,040円(本体6,400円+税)
- 発行年月
- 2013年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784622077930
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- わかる!ニーチェ
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年07月発売】
- もう一つの19世紀ドイツ哲学史
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2022年03月発売】
- ハイデガーとラカン
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2020年01月発売】
- レイチェル=カーソン 新装版
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2016年02月発売】
- 真理という謎
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【1986年12月発売】
[BOOKデータベースより]
ホロコーストは世界の見方を根底から変えた。証言、フィクション、歴史論争…膨大な応答を明晰に解読、直接経験していない大量死の記憶をいかに継承するかを問う。
序論 ホロコーストとポストモダン
[日販商品データベースより]第1部 読むこととホロコースト(「他の書物と同様の仕方で読んだり消費したりしてはならない」―同一化と証言というジャンル;経験の痕跡―証言のテクスト;「忠実でかつ懐疑的、近くかつ遠く」―記憶、ポスト記憶、同一性;ホロコースト読解―一九九〇年から二〇〇三年までのホロコースト・フィクションにおける記憶と同一化)
第2部 ホロコーストのメタヒストリー(歴史主義に抗して―歴史、記憶、そして真実;「脚注なら野蛮でないと言えるだろうか」―サウル・フリートレンダーの仕事における歴史、記憶そしてホロコーストの真実;「何が歴史的説明を構成するのか」―ゴールドハーゲン/ブラウニング論争におけるメタヒストリーと歴史的説明の限界;否定論のメタヒストリー―アーヴィング/リプシュタット裁判とホロコースト否定論)
第3部 ホロコーストの痕跡(汲み尽くせぬ意味、消去しえぬ声―レヴィナスとホロコースト;哲学の灰、灰の哲学―デリダとホロコーストの痕跡;理解の限界―加害者の哲学と哲学的歴史;ポストモダン、ホロコースト、人間の限界)
ホロコーストはどう語られ、記憶されるべきか。プリーモ・レーヴィ、デリダ、アガンベン…。膨大なホロコーストへの応答を明晰に読み解き、直接体験していない大量死の記憶をいかに継承するかを問う。