- 言葉のゆくえ
-
明治二〇年代の文学
平凡社ライブラリー 798
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2013年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582767988
[BOOKデータベースより]
医学、論理学、法学…西洋新来の「文明」の言葉、女訓書、作法書、新聞三面記事…開花の時代を生き延びようとする新旧の言説たち。明治初年の言語の大土木工事に投入された多様な言葉から「近代文学」が生まれた。一葉「十三夜」、二葉亭「浮雲」、鴎外「舞姫」などのうちに、その生成の現場を読む。いくつもの言説がひとつのテキストを編みあげる異形の動態に、つぶさに立ち合う、名著の再登場!
アナザー・ナイト―一葉「十三夜」
うつろな物語―一葉「大つごもり」
わたしの病い―広津柳浪『残菊』
行為の解読―『浮雲』の場合
心臓
病いのありか―「舞姫」における「ブリヨートジン」と「パラノイア」
声のゆくえ
明治初年、舶来の科学からお辞儀の最新マナーまで、新来の多様な言説が「文学」の地殻変動の中で交錯していた。その現場を、鴎外「舞姫」、一葉「十三夜」などにとらえる。幻の名著再刊。
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