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[BOOKデータベースより]
フランス革命はジェレミー・ベンサムの社会認識と人間観を大きく揺るがした。ウィリアム・ブラックストンへの批判から始められた思索がたどりついた「立法の科学」と「自由な国家」構想。革命の動乱を契機に、ベンサムは、その構想が前提とする合理的な人間―適切に功利計算ができる人間―の存立を阻む様々な外的要因に関心を広げてゆく。人民による世論が決定的な意味を持つ民主政治において、アナーキーに陥ることのない「自由な国家」はいかにして可能なのか。本書は、ベンサムの思想が、フランス革命の衝撃を経てイングランド国制批判として展開していく過程を同時代の知的文脈と関連づけて考察する。イングランド国教会批判と議会改革論を経て『憲法典』に結実する、ベンサムの「自由な国家」の具体的構想が明らかにされる。一貫した哲学を持つ功利主義者像を相対化し、ベンサムの生涯にわたる思想的格闘を追究する画期的な研究成果。
第1章 ブラックストンのイングランド国制論(イングランド法の基礎原理;イングランド法の歴史と古来の国制;イングランド国制の均衡と調和)
第2章 ベンサムにおける「立法の科学」と「自由な国家」(「立法の科学」の再構築;ベンサムの主権論と「自由な国家」)
第3章 フランス革命とイングランド国制(参照基準としてのイングランド国制;「政治的急進主義」の成立;革命への懐疑と批判)
第4章 イングランド国教会と世論(ベンサム宗教論の基本的視座;国民協会と三位一体教義法;イングランド国教会の「腐敗」問題;ベンサムの教会論;イングランド国教会の「安楽死」と「宗教的自由」)
第5章 統治の「経済性」と統治者の「適性能力」(イングランド国制論における経営的視座の成立;統治者の「道徳的適性能力」と議会改革;統治者の「知的適性能力」と官僚制構想)