[BOOKデータベースより]
北の街・蛸足大学を卒業したミクラは、先輩に拾われて「代書屋」稼業を始めたばかりの見習いだ。その内容は、研究者のため、彼らの書く論文を代わりにまとめること。新しい依頼が舞いこむたびに、なぜか素敵な女性と出会ってしまうミクラだが、依頼者は曲者揃いで内容も厄介なものばかり。果たして、恋も仕事も成功できるのか?第1回創元SF短編賞を受賞した新鋭の、ユル〜くてほっこりした物語。心ゆるくなる連作短編集。
[日販商品データベースより]依頼人たちは、曲者揃いの難アリ系。彼らの研究論文の完成めざし、日々奔走。救いは、なぜか仕事のたびに出会える素敵な女性。そんなミクラに、しあわせは訪れるのか。心ゆるくなる連作短編集。
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- Monty23
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「出すか出されるか法」それは研究論文に関する法律。
あわてた大学の研究者たちの研究論文を執筆する代行を仕事にするミクラ。依頼は、“結婚と業績の相関”・“はげの利点”・“良心の研究 無人販売所の経済学”・“結婚における男性の評価基準”・“目標は紙に書くと実現する”などなど曲者揃い。各章で知り合える女性はミクラの心をひきつけるが…。主人公の信じるアカラ様はあからさまに怪しい?現実とは思えないような現実に立ち向かうミクラの奮闘ぶりが面白い。“最後の課題”にでてくる「ことわってもことわってもゆでたまご」という句は迷作か名作か?
大胆にして繊細な代書屋・ミクラの思考のおもしろさと、理系女子の著者ならではのセンスが光る、アイデアに満ちた連作短編集。