- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 夢、ゆきかひて
-
Le roman japonais a` l’avantーposte.〔etc.〕
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560083222
[BOOKデータベースより]
美しい本はみな一種の外国語で書かれている。個人的解釈と翻訳にともなう、意味の取り違えこそが、作品の真実と美に到達する唯一の道である―漱石、中也、小林秀雄から大江健三郎、津島佑子、写真家畠山直哉まで、フランス気鋭の批評家・小説家による、刺激的な日本論。
1(前哨の日本小説;薄闇の海のうえで―大江健三郎と津島佑子;大江健三郎の小説をめぐる最初の覚え書)
2(交錯する夢々;中原中也―二重の詩人;俳句とエピファニー―バルトとともに、詩から小説へ;寒さ沁みいる花と雪)
3(取り違えの美しさ―“私”の小説、私小説、異質筆記;私小説と自伝的虚構―小林秀雄『私小説論』の余白に)
4(天災の後で;桜の灰;ひとのこころはひとつにやあらむ;天地創造あるいは黙示録;その続きと終わり―『気仙川』をめぐって)
美しい本はみな一種の外国語で書かれている。個人的解釈と翻訳に伴う、意味の取り違えこそが、作品の真実と美に到達する唯一の道…。漱石、中也から畠山直哉まで、気鋭の批評家・小説家が見つめ返す刺激的な日本論。
漱石、中也、小林秀雄から大江健三郎、写真家畠山直哉まで、フランス気鋭の批評家・小説家が見つめ返す刺激的な日本論。