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内容情報
[BOOKデータベースより]
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親思う心にまさる親心
驕る平家は久しからず
握れば拳開けば掌
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
前人樹を植えて後人涼を得
転ばぬ先の杖
勝った自慢は負けての後悔
三人寄れば文殊の知恵
月夜に釜を抜かれる
待てば海路の日和あり〔ほか〕
「命に過ぎたる宝なし」「親思う心にまさる親心」…。日本には永く伝えたい言葉がある。刻々と変化する時代の中、先人たちが残してくれた言葉の中の教えを享受し、生きる力とするための1冊。
「前人樹を植えて後人涼を得(ぜんじんきをうえてこうじんりょうをう)」前人は昔の人。後人は後世の人。昔の人が木を植えたからその木が大きくなって、後世の人が木の下で涼むことができる。昔の人の努力や工夫のおかげで、今の人は楽ができるのである。現代に生きる名訓は、世代から世代へと語り継がれてきた言葉たち。それは長い時間をかけ、多くの人々の観察や経験から得た教訓であり私たち現代人に残された貴重な財産。「みんなのたあ坊の大切な言葉」シリーズでは、現代の私たちがすぐに生かせる先人の言葉を一ページに一訓紹介しています。たあ坊のちょっととぼけた可愛らしいイラストで読む「先人訓」はどこか楽しげでなんだか身近に感じます。どの言葉も、日々の生活を生きる上で心がけたいものばかり。最初のページから一訓ずつ読んでもいいし、毎日ふと開いたページの言葉を実践してみるのもいいかも。ポケットサイズなので、肩肘を張らず気軽に読めるのもいいですね。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
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