[BOOKデータベースより]
あるところに、6人のお姫さまと6人の王子さまがおりました。お城では毎夜、舞踏会が開かれています。…はじまりはじまり。(お姫さま+王子さま)×アップルパイ÷魔法=??お姫さまも、お姫さまでない子もみーんな元気がわいてくる!二宮由紀子ワールド。
[日販商品データベースより]ある国の2つのお城に、6人のお姫さまと王子さまが暮らしていた。町には魔法のヘタな17人の魔女たち。魔女が姫たちに届ける毒リンゴ入りアップルパイが美味しすぎて…。ゆかいなナンセンスストーリー。
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ある国に、2つのお城がありました。その名もイツナンダ城とドコナンダ城。ドコナンダ城には、うわさによるとそれはそれは美しい6人のお姫さまが住んでいるそうですが、いったいどんなお姫さまなんでしょう?あれあれ?でも前日の夜、舞踏会で遅くまで踊りすぎたようで、お昼近くになっても誰も起きてこないようです。というわけで、なんと、お姫様たちは寝ながら登場です。まず、一番年上のメリエンダ姫。6人の中で自分が一番美しいと主張しているエカテリーナ姫、そしてまたまた自分が一番美しいと主張しているマリアンナ姫。一番寝相が悪いアンジェリーナ姫、ヴィヴィアンナ姫、眠るとき髪をおさげにしているカトリーナ姫。このお姫さまたち、寝坊な上にすごい大食い。朝食にメロンパンと、あんパンと、焼きそばパンを7こずつなんて言っていますよ。一方イツナンダ城に住んでいるのは、6人の王子さま。どんなステキな王子さまかと期待したところで、こちらもまだ寝ている様子。しかし寝坊ではなくて、具合が悪くて寝込んでいるという体の弱い王子さまたちのようです。さらに、お姫さまと王子さま、ときたら忘れちゃいけない魔女の存在。6人の魔女?いえいえこちらはなんと17人も登場するんです。名前も「コラコラ・ミミズレッテ」とか、「フラフラ・ミミズレッテ」とか「ヘラヘラヘーラ・ミミズレッテ」とか、とってもユニーク。誰が誰か頭が混乱してきたら、お話に添えられた、たんじあきこさんのかわいいイラストを見ながらストーリーをたどって下さいね。1人1人個性的な表情をしていて、たっぷり楽しめますよ。さて、魔女たちは、今日も“6人のお姫さまたちに対してどんな悪い魔法をかけるか”というテーマで会議をしているようですが、はたしてどうなることやら…!?この先、お話は、予想もつかないような意外な方向へとどんどん進んでいきます。その予想外のユニークな展開に、何度もびっくりしながら読んで下さいね。
(絵本ナビ編集部 秋山朋恵)
タイトルからしてお姫さまのお話かと思ったのですが、読んでみたらなんだか魔女のほうが主役みたいと思ってしまいました。
大食いのお姫さまたちに体の弱い王子さまたち、たいした力がない魔女たち…。
語り口もギャグチックなお話でした。
名前のない魔女が焼くたいへんおいしいというアップルパイを食べてみたいものです。(みちんさんさん 30代・愛知県 女の子3歳、女の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】