[BOOKデータベースより]
なぜ劇団四季のセリフは美しく聞き取りやすいのか―。秘密は、創立60年の歴史が生んだ独自の「母音法」「呼吸法」「フレージング法」というメソッドにある。言葉が明瞭に伝わることで、第一印象がよくなる。そして健康法としても使える画期的な方法を初公開。
第1章 日本語について―武器としての話し方
第2章 母音法―正しい発声のために
第3章 呼吸法―腹式呼吸と声の出し方
第4章 フレージング法―言葉はどこで切るべきか
第5章 劇団四季の歴史―言葉に対する探求の積み重ね
巻末付録 『美しい日本語の話し方』教室台本
年間3000回以上の公演に、300万人の観客を集める劇団四季が創立60周年を迎えました。
「セリフが美しくて、聞き取りやすい」というのが人気を支える大きな要因ですが、その秘密は「母音法」「呼吸法」「フレージング法」という三つの独自メソッドにあります。代表の浅利慶太さん自らが、それらの方法論を初公開、一般の人にも実践できるように解説したのが本書です。「母音法」では、喉、舌、口などの基本フォームを図解しながら、正しい発声法を説明します。次の「呼吸法」では、腹筋と背筋を使った腹式呼吸を学びます。お腹前方だけでなく腰の後方の膨らみを意識することが大切なのです。第三の「フレージング法」とは、「言葉をどこで切るべきか」を考える方法論で、スピーチやプレゼンテーションの場で効果大です。
美しい日本語を話すことは、あなたの第一印象を良くし、ビジネスやコミュニケーションの場で大きな武器となってくれることでしょう。
思っていることを正確に伝えられ、第一印象をよくし、健康法にもなる。独自の「母音法」「呼吸法」「折れ法」のメソッドを伝授する。